里山資本主義を奈良に
2013.12.13里山資本主義を奈良に
ならNPOフォーラム
『 ならNPOフォーラム2016 』
『 ならNPOフォーラム2015 』
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『 ならNPOフォーラム2014 』
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ならNPOフォーラムは、
里山資本主義を奈良に
~不安を希望に~
をテーマに連続開催
はじめに
奈良県は自然環境に恵まれ、歴史文化遺産も豊富だが、大阪のベッドタウンといわれ①、核家族化が進行し②、農業も衰退している③。過疎地域に指定されている14市町村には高齢化が進み65歳以上の人口が50%を超える「限界集落」が100以上もあり、10年後の維持が困難と考えている一方、集落に住み続けたいと希望する人が9割に上る④。
奈良に付きまとうそうしたマイナスの数字やイメージを覆す考え方に出会った。「里山資本主義」がそれだ⑤。「域際収支」というものを都道府県別に示したグラフを見て奈良の閉塞感を具体的に示す数字に驚く。「域際収支とは、商品やサービスを地域外に売って得た金額と、逆に外から購入した金額の差を示した数字。国で言うところの貿易黒字なのか、貿易赤字なのかを、都道府県別で示している」。「一目瞭然である。東京や大阪など、大都市圏が軒並みプラスなのに対し、高知や奈良など農漁村を多く抱える県は、流出額が巨大である。こうした地域がなぜ貧しいのか。それは、働いても、働いても、お金が地域の外に出て行ってしまうからである」。それを品目別にみると、農業や漁業、林業など一次産業が黒字なのに対し、二次産品が軒並み赤字となっている。石油・電気・ガスなどのエネルギー部門が圧倒的な赤字になっている。
「里山資本主義は、こうした赤字部門の産業を育てることによって、外に出ていくお金を減らし、地元で回すことができる経済モデルであることをしめして」いるとして、中国山地を中心に日本で起きている里山資本主義の実例を詳細に報告している。
日本でも深刻な少子化についても、「少子化というのは結局、日本人と日本企業(特に大都市圏住民と大都市圏の企業)がマネー資本主義の未来に対して抱いている漠然とした不安・不信が、形として表に出てしまったものなのではないか」と指摘している。そして少子化の「解決は、マネー資本主義とは違う次元のところに存在する、里山資本主義の普及と活用にあるはずだ。里山資本主義は、大都市圏住民が水と食料と燃料の確保に関して抱かざるを得ない原初的な不安を和らげる。それだけではなく里山資本主義は、人間らしい暮らしを営める場を、子どもを持つ世代の夫婦に提供する」。
「里山資本主義は、マネー資本主義の生む歪みを補うサブシステムとして、そして非常時にはマネー資本主義に代わって表に立つバックアップシステムとして、日本とそして世界の脆弱性を補完し、人類の生き残る道を示していく」。
① 県外就業率 28.16% で全国1位
② 核家族世帯割合 64.06% で全国1位
③ 第1次産業就業者数 15,655人 で全国46位
④ 2010年3月18日付け 毎日新聞
⑤ 『里山資本主義―日本経済は「安心の原理」で動く』
藻谷浩介 NHK広島取材班/著 角川oneテーマ21
フォーラムの概要
里山資本主義の考え方を理解し、それを実践に移していくにはかなりの時間を要するものと思われる。奈良を変えるところまで行くには、少なくとも奈良県内の1地域でも、地域ぐるみで取り組むところが現れ、みんながなるほどこれだと気づいて初めてスタートラインに立ったと言える。そこまで息長く「里山資本主義」をテーマにフォーラムを続ける必要がある。まさにそれが、地域課題に取り組むNPOを支援する奈良NPOセンターの役割だと考える。
以下のテーマで「ならNPOフォーラム」を年間2回をめどに少なくとも3年間は継続して開催する。
1)「里山資本主義」のススメ
2)「里山資本主義」の極意
3)世界経済の最先端、中国山地
21世紀先進国はオーストリア
4)グローバル経済からの奴隷解放
5)里山資本主義の実践
6)里山資本主義を巡るスタディツアー
7)「里山資本主義」を奈良に
第1回について
ならNPOフォーラム 2013
里山資本主義を奈良に
~不安を希望に~
「里山資本主義」という考え方が注目を集めています。「マネー資本主義」に対することばとして提唱されています。「里山資本主義は、大都市圏住民が水と食料と燃料の確保に関して抱かざるを得ない原初的な不安を和らげる。それだけではなく里山資本主義は、人間らしい暮らしを営める場を、子どもを持つ世代の夫婦に提供する」といいます。
この「里山資本主義」について、基本的な考え方を学ぶフォーラムを開催します。
◆内容/ ◎基調講演
『里山資本主義のススメ』
講師/井上恭介さん(NHK広島取材班)
◎対談 井上恭介さん
村上良雄(特定非営利活動法人 奈良NPOセンター 理事長)
◆日時/2013年11月16日(土) 13:30~16:30
◆場所/桜井市立図書館(桜井市河西)
◆定員/300人
◆参加費/1,000円 奈良NPOセンター会員500円
◆主催/特定非営利活動法人 奈良NPOセンター 近畿ろうきん
◆申し込み・問い合わせ先/特定非営利活動法人 奈良NPOセンター
〒630-8223 奈良県奈良市角振新屋町8 ASACOMビル2F
TEL 0742-20-5027 FAX0742-20-5028
URL: http://www.naranpo.jp E-mail: info@naranpo.jp
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ならNPOフォーラム2013 報告書.pdf 報告書画像が悪いため、左記PDFファイルでご覧くださいませ。
