
| 団体名 |
奈良デイジーの会 |
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| テーマ |
読みに困難をもつ子どものための、
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奈良デイジーの会は、LD(学習障害)・ディスレクシア等、読みに困難をもつ子どもに、本や教科書をパソコンで再生するマルチメディアデイジー図書を製作し、提供している。このマルチメディア・デイジー図書は音声を聞きながら文や画像をみることができるので読みを助ける道具として期待される。
此の度、デイジーの製作ツールであるEasePublisherの日本語版が発売される。これを 購入し、製作を効率化するとともに、多様なニーズに対応したマルチメディアデイジー図書を提供し、読みに困難がある子どもの支援をする。
マルチメディアデイジー図書製作の新しいソフトである「EasePublisher日本語版」が5月に発売されるということで、購入を予定し、プロジェクトを開始したが、発売が延期となった。
そこで、プロジェクトの協働パートナーであるNPO法人ファームのこどものための図書のデイジー化については従来の製作ソフトを使い、8月にデイジー図書体験会を開いた。
8月には、購入を前提とした3ライセンスのテスト版の試用をさせもらうこととなった。
使い方にについて、国立身体障害者リハビリテーションセンターの研究員に講習を受けた。
以降、「EasePublisher日本語版テストバージョン」と従来の製作ツールである「Sigtuna DAR3」を併用しながら、教科書のデイジー化に焦点をしぼり、製作をしていくこととした。
まず、以前からとりかかていた中学2年の国語・歴史・地理、の教科書のデイジー化を進めていった。
10月の第4回LD学会では、マルチメディアデイジーに関わる全国のグループとの自主シンポジウムとパネル展において、奈良デイジーの会は教科書のデイジー化をとりあげ、EasePublisherによる製作の効率化についても発表した。
11月、小学2年生の国語の教科書のデイジー化を開始する。
2007年3月、中学3年の国語と公民、小学3年の国語の教科書のデイジー化を開始する。
4月、ようやく発売された「EasePublisher 日本語版」を3ライセンス購入する。
7月、小学3年生・5年生の国語の教科書のデイジー化を開始する。
これまでの製作において、新しく導入した「EasePublisher」と従来のソフトである「Sgtuna 」との製作手順の比較検討と所要時間の比較検討をおこなった。製作手順については、個々のニーズに合わせて編集し直すという点において、「EasePublisher」の方が手間がかからず、より柔軟な対応ができるということが確認された。また、製作時間についても「EasePublisher」が約25%程度の時間的効率化が図れる結果となった。しかし、日本語への対応という点においては、特に漢字にふりがなを付けることや、縦書きへの対応においては「EasePublisher」にもまだ解決すべき問題点がある。