
| 団体名 |
かしば女性会議 |
|---|---|
| テーマ |
小グループ学習からの情報発信 |
発足当初から希望しながら、実現に至らなかった活動拠点を今回やっと持つことができたのは、近鉄二上駅から徒歩5分の至便な場所に適当な物件を借り入れその整備に迫られている時期に、「なら・未来創造基金」の助成を受けられたという幸運が重なった結果である。築130年という日本家屋の茶室は、数年来人が入ったことも無く、必要最低限の補修にも予想外の経費が必要であった。メンバーやその家族の労力提供、外装・内装の工事費についてもほとんど材料費だけ、備品その他無償提供を受けたものも多く、いわば、人の好意で持てた拠点である。
整備した会議室(10畳)・相談室兼談話室(6畳)・事務室(4畳)はいずれも和室でカーペット敷きである。将来一次的なシェルターとしての使用を考慮して、既設の台所・トイレ・浴室を使用可能な状態に補修した。
拠点の名称は、樹齢100年のイブキの大樹に因み「茶論いぶき」とし、2003年10月から使用を開始している。
これまで学習してきた成果を情報発信する手段として、リーフレット「男女共同参画社会構築に向けた 提言あいうえお」1000部を発行した。印刷を外注した以外はすべて編集委員による製作である。
拠点の整備で最大の成果は、メンバーが集まる機会が増えたことである。リーフレット編集の作業も、拠点があったことでスムーズに進められた。
拠点を会場に、1週間のバザーを開いたが、物品を提供する人、購入する人で終日熱気が満ちていた。バザーの収益もさることながら、自分たちの拠点ならこそできた企画であり成果であったと思っている。
IT機器の整備で、メンバーが広報誌の作成など機器の触れる機会が増えたのもよい成果である。
リーフレット作成は予想外の難事業であった。集まった307編から67編を選考するだけでも、編集委員の価値観や思い入れの違いの調整に難航を重ねた。この葛藤と妥協と納得が、またとない学習の機会であったのも事実である。
新聞記事に報道されたこともあって市内外から関心も多く、1000部の内、700部がすでに手元を離れていった。
「茶論いぶき」を定期的に開くようにしたい。常勤者を置くことは到底無理だが、教室・展示・茶会・コンサートなど、メンバーが当番で企画できれば有効利用できるかも知れない。
リーフレットの有効な活用については、先ずメンバーが、短い言葉の陰にある訴えや、提言の背景を理解しなければならない。このリーフレットを携えて、他のグループとの交流学集会を開く予定である。